ユナイテッドアドバイザーズ西内氏からの重要なアドバイス

皆さん、こんにちは。ユナイテッドアドバイザーズの西内です。最近、IT導入補助金に関連する情報流出と不正利用の問題が話題になっています。このような状況で、事業者としてどのように対応すべきかその概要をお話しします。

詳しくは下記Youtubeの方で解説していますので御覧ください。

IT導入補助金の情報流出問題とは?

2023年12月15日、IT導入補助金の事務局から事業者情報が流出したというニュースが報じられました。この流出には、個人情報も含まれている可能性がありますが、主に影響を受けるのは「IT導入支援事業者」の情報で、申請者の情報ではありません。流出した情報には、事業者の詳細な情報や決算情報などが含まれている可能性があるようです。

事業者情報の流出への対応

一般論として、このような情報流出が発生した場合、事業者としては以下の点に注意する必要があります。

  1. 情報の確認と更新:流出した情報に誤りがないか、定期的に確認し、必要に応じて更新することが重要です。
  2. セキュリティ対策の強化:自社の情報セキュリティを見直し、強化することで、今後のリスクを軽減します。
  3. 関連する通知への対応:流出した情報に基づく不審な通信や営業メールには注意し、適切に対応することが求められます。

IT導入補助金の申請における注意点

IT導入補助金の申請にあたっては、以下の点に留意する必要があるでしょう。

  1. 個人情報の取り扱い:個人事業主の情報は特にセンシティブであるため、これらの情報の取り扱いには細心の注意が必要です(なお、個人事業主の証明資料についてはIT導入支援事業者から確認することができません)。
  2. 代理申請の禁止:GbizIDプライムなどを使用してのなりすましや代行申請は、規約違反となります。必ず申請は自身で行う必要があります。
  3. 計画の実現可能性:補助金の採択を受けるためには、実現可能な計画を立てることが重要です。計画が実行不可能であれば、補助金予算の無駄遣いにつながる恐れがあるためです。

情報流出問題をチャンスに変える

情報流出の問題は、一見すると不安要素ですが、実は補助金申請のチャンスとも言えます。多くの事業者が不安に感じて申請を控える中、しっかりとした計画を持つ事業者にとっては採択される可能性が高まります。

まとめ

IT導入補助金の情報流出問題は事業者にとって不安要素です。しかし、適切な対応と計画を持つことで、これを乗り越え、補助金を有効に活用するチャンスに変えることができます。最新情報をチェックし続け、この機会を最大限に活用しましょう。

ユナイテッド・アドバイザーズでは、IT導入支援事業者として、IT導入補助金獲得の為のサポートを行っております。
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