老子のことば

これは老子の言葉で、「授人以魚 不如授人以漁」私が大好きな言葉です。日々の業務を通じて目先の利益を重視するのではなく、「魚の釣り方」に相当する知恵をお伝えするのが我々の重要な使命だと考えています。
各専門家が自分の専門分野からだけで考えて指導するのではなく、チームの力で、資格の垣根を超えた、本当にクライアントのためになる提案をできるよう、日々研鑽に努めてまいります。

「我が信条」

~私には、絶えず学び成長する機会がある~

1.私は、クライアントの夢の実現を全力で支援します。
クライアントの夢をしっかりと聴き、共感できるから我々は力を発揮できます。クライアントの社長さんには家族もいますし、社員や取引業者、そしてたくさんの顧客もいます。周りのみんなが幸せになり、同時に我々も幸せになる。そんな会社を目指します。

2.私は、「できない」「わからない」を言わず、できる方法を探します。
我々は「プロフェッショナル」です。たくさんの専門知識を使いこなしてクライアントに価値を提供します。ともすれば「普通に考えて無理です」とか「本にはできないと書いてありました」ということでできない理由を説明してしまうことがあります。しかし、ここで我々に成長が無いばかりか、クライアントにも価値を提供できていません。一見高いハードルと思えたことを簡単に乗り越えられるようになることが成長です。それは日々のチャレンジから生まれます。簡単にあきらめるのではなく、がんばって食らいつく姿勢こそが重要です。たとえ最終的にできなかったとしても、その過程で得られる成長は次の結果につながりますし、クライアントからの信頼は我々の財産になっていきます。たとえ今できなくても、成長することでできるようになれば良いのです。

3.私は、クライアントや仲間のアドバイスを成長の糧にします。
クレームや文句を言われて気持ちがいい人はいません。しかし、そもそもこちらに期待していないなら何も言わずに去っていきます。クレームや文句は我々への期待であり、我々の成長のチャンスであり、貴重なアドバイスなのです。たとえ失敗したとしても我々は「あなたを」責めません。しかし、失敗から何も学ばないのであればその姿勢は間違っています。我々は仕事を通して日々成長し、周りの人々を少しずつ幸せにしていきます。

4.私は、プロとして、仕事の結果に責任を持ちます。
責任感の無い仕事からは成果も成長も生まれません。当然、何の責任もないやっつけ作業では対価として支払われる報酬も低いものになります。あなたがプロだとして、日々の仕事に満足できますか?プロとしての成長は、自分の仕事に責任を持つことから始まります。常に自分の最善のアウトプットを提出してください。プロは「がんばり」ではなく「結果」で評価されます。

5.私は、物心ともに幸せで、充実した人生を生きています。
我々は日本という恵まれた環境で生活しています。世界に目を向けると、食べるものが無かったり、戦争や病気でたくさんの人が命を落としたりする国もたくさんあります。我々が現在幸せに生活できていることに感謝しましょう。そして、より多くの人達が幸せに生きることができるよう、自分の能力を最大限発揮して周りの人達に貢献しましょう。たくさんの感謝を伝えて、たくさん親切にしてください。まずは身近な家族を幸せにしましょう。

6.私は、クライアントと仲間のために、常に新しい知識を学び続けます。
すでに我々の周りには物があふれ、物の価値はどんどん下がっていく時代になってきました。例えば、ほしかった大画面テレビを買ったとしても、人生が変わるほどの感動は無いかも知れません。しかし、我々が提供している知識は、知っているかどうかでその人の人生を変えます。前向きに夢を実現するためにも知識は必要ですし、周りの人たちを危険な事から守るためにも知識が必要です。スパイが命をかけて情報を集めるように、我々は全力で新しい知識を学び、クライアントと仲間のために役立てます。そして、これはクライアントの成長を通して我々の幸せにつながります。

7.私は、損得より先に善悪を考えます。
我々が取り扱う専門知識は、法律により認められた資格をよりどころにしています。仮にこれを悪用しようと思えば、とんでもない害悪を周りの人達にもたらしてしまうおそれがあります。我々が専門知識を取り扱う権限を認められている裏には、重い責任を負っていることを忘れてはなりません。目先のお金に目がくらんで、この責任を忘れることがないよう、お互いに注意しましょう。ならぬものはならぬのです。

8.私は、仲間を信頼していますが、必ず自分でも確認します。
仲間を信頼することは大切なことです。しかし、我々は人間ですから希に間違いを犯すことがあります。我々が間違ったり失敗してしまうと、クライアントがお金を失ったり、得られるはずの利益を失ったりしてしまうことにつながります。そして、我々がきちんと仲間の仕事をチェックすることで、仲間の成長を手助けすることもできます。チェックは作った人の1/10の能力でできます。間違いを見つけて得意になるのではなく、間違っている可能性を指摘したり他の選択肢もあるというフィードバックを積極的に行うようにしましょう。これは信頼と期待と感謝が土台にあるからこそできることです。

9.私は、新しいことに挑戦し、失敗からも多くを学び続けます。
クライアントは不透明な経営環境の中でまさに人生をかけて日々戦い、新しいことに挑戦しています。そのクライアントを支援する我々が、過去の経験とカビの生えたような知識に安住し、新しいことに挑戦する気持ちを忘れてしまって良いわけがありません。我々はクライアントに負けないくらい日々新しいことに挑戦し続けます。当然挑戦には失敗がつきものです。挑戦することによって発生する失敗は勲章です。失敗から学ぶ姿勢を失わない限り我々は失敗した人を非難しません。あなたがあきらめてしまうまで本当の失敗はないのです。

10.私は、会社を発展させることを通じて社会に貢献しています。
我々は会社に所属しています。仲間も同じです。会社の発展が無ければ新しい仕事や、やりたい仕事に、そしてより大きな影響力を持つ仕事にチャレンジする機会も来ませんし、お給料も上がりません。我々一人ひとりが会社の発展にコミットして、会社を発展させることを通して、自分も、家族も、仲間も、クライアントも、そして関係する多くの人々を幸せにできるのです。これは我々のエゴや単なる金儲けの手段ではなく、しっかりと社会の発展につながっている「事業」そのものなのです。

目の前で起きるすべての出来事の原因は私自身にあり、それは今の成長に必要不可欠な出来事です

ユナイテッド・アドバイザーズグループ
代表 西内孝文