皆さん、こんにちは。やりすぎ税理士の西内です。
今日は、ビジネスを加速させるIT導入補助金について、採択率が高いにもかかわらず落ちてしまう理由と、成功のコツを深掘りしていきます。
詳しくは下記Youtubeの方で解説していますので御覧ください。
本記事ではYoutubeの内容の一部をまとめたものをお伝えします。
IT導入補助金の基本概要
IT導入補助金2024は、中小企業や小規模事業者がITツールを導入する際に最大で830万円までの補助が受けられる制度です。特に注目されているのが、インボイス対応類型で、ここでは最大8割の補助率が適用され、汎用的なPCやiPadなども対象になります。
高い採択率、しかし落ちる人も
2023年度のデータを見ると、採択率は75%以上と非常に高い水準にあります。しかし、そんな中でも落ちてしまう方がいます。その最大の理由は、申請内容に不備があること。特に、事業の規模に見合わない過大な投資を計画しているケースや、提案内容が事業に不適切な場合が挙げられます。
落ちる理由と対策
- 売上が小さすぎる:最低でも年間200万円程度の売上がないと、事業としての実在性が疑問視されがちです。
- 投資額と事業規模の不一致:事業規模に見合わない大規模な投資は避け、リアルな事業計画を提示しましょう。
- ITツールの選定ミス:事業に必要不可欠なITツールを選定し、その導入理由を明確に説明することが重要です。
- 申請書類の不備:GビズIDプライムを正しく取得し、自分自身で申請を行うこと。代行させると、なりすまし申請とみなされかねません。
再申請のススメ
不採択となっても、諦める必要はありません。不採択の理由を分析し、改善点を修正して再申請することで、次回の採択の可能性を高めることができます。特に、以下のポイントに注意して再挑戦しましょう。
再申請時のポイント
- 過去の申請内容を分析:不採択の通知や、申請書類を再確認し、どの部分が評価されなかったのかを把握します。
- IT導入支援事業者の選定:過去に不採択となった場合でも、経験豊富なIT導入支援事業者を選ぶことで、申請内容の質を向上させることが可能です。
- 資金計画の見直し:事業規模に合った投資計画を立て直し、現実的な申請を目指します。
- 具体的な活用計画を提示:ITツールをどのように活用して事業の生産性を向上させるのか、明確な計画を提示しましょう。
IT導入補助金の活用でビジネスを加速
IT導入補助金は、事業のデジタル化を加速し、競争力を高める大きなチャンスです。落ちたからと言って諦めず、なぜ落ちたのかをしっかり分析し、改善して再挑戦することが成功への鍵となります。
最後に
IT導入補助金の適切な利用には、事業内容とITツールの適切なマッチング、正確で具体的な申請書類の提出が必要です。事業者自身がしっかりと計画を立て、必要な場合は専門の支援事業者の助けを借りながら、この補助金を最大限に活用しましょう。次回の動画ではさらに具体的な成功事例を紹介していきますので、ぜひお楽しみに。
ユナイテッド・アドバイザーズでは、IT導入支援事業者として、IT導入補助金獲得の為のサポートを行っております。
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