こんにちは、ユナイテッドアドバイザーの西内です。今回は、製造業をはじめ多様な事業者が利用できる「ものづくり補助金」に焦点を当て、その概要から申請のコツまで詳しく解説していきます。

詳しくは下記Youtubeの方で解説していますので御覧ください。
本記事ではYoutubeの内容の一部をまとめたものをお伝えします。

ものづくり補助金とは?

ものづくり補助金は、事業者が新しい製品やサービスの開発に必要な設備投資を支援するための制度です。これまでの採択率は約50%となっており、特に今年注目の「省力化・オーダーメイド枠」では、補助上限が8000万円と大幅に引き上げられました。加えて、賃上げを実施することでさらなる上限額アップが可能となります。

申請のポイント

  1. 補助率と対象:基本的に補助率は2分の1ですが、成長分野進出型や小規模事業者は3分の2まで上がります。主に製品やサービスの高付加価値化に向けた投資が対象となり、誤解されがちですが、新商品や新サービス開発に必要な機械やシステム開発も含まれます。

  2. 賃上げによるメリット:大幅な賃上げを行うことで、補助金の上限額を引き上げることができます。ただし、目標を達成できなかった場合は補助金の返還が必要になるため、慎重な計画が求められます。

  3. 事業計画書の重要性:申請にあたっては、事業計画書の詳細な記載が必須です。特に、新しい製品やサービス開発に必要な研究開発段階での機械やシステム開発、及び商品化後の販売やマーケティングに関する具体的な計画が評価の鍵を握ります。

注意点

  • 補助金申請の前提条件:GビズIDプライムの取得が必須で、電子申請には事業者自身または社内での操作が求められます。外部に丸投げすると不採択のリスクがあります。
  • 資金の前払い禁止:補助金の対象となるのは、採択後に発注・納品・支払いを行った経費のみです。フライングでの発注や支払い手続きは避けましょう。
  • 設備投資に伴うリスク:補助金は後払い制で、大規模な設備投資を伴う場合は、十分な資金計画が必要です。また、投資した設備での売上げと利益の増加が期待されます。

まとめ

ものづくり補助金は、新しい商品やサービスの開発に向けた大きなチャンスです。しかし、成功の鍵は実現可能性の高い事業計画の詳細かつ具体的な記述と賃上げ計画の達成にあります。本情報が皆さんの事業展開に役立つことを願っています。

これからも有益な情報を提供していきますので、ぜひチャンネル登録と高評価をお願いします。ご視聴ありがとうございました。

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