1.はじめに

皆さん、こんにちは。私はユナイテッドアドバイザーの西内です。今日はIT導入補助金2023のデジ類系2次締め切りについて詳しくお伝えします。この補助金は多くの企業にとって貴重な機会です。採択結果や具体的な数字について、しっかりと理解していきましょう。
詳しくは下記Youtubeの方で解説していますので御覧ください。

2.IT導入補助金2023の事務局と変更点

IT導入補助金2023についての情報は、事務局のウェブサイトで入手できます。今年は前期事務局と呼ばれる部署が運営しています。前年までは前後期事務局がありましたが、今年は後期事務局が応募しなかったため、8月1日以降、TOPPAN株式会社さんが事務局を担当することになり、ウェブサイトの内容も変更されました。

3.デジ類系2次締め切りの応募状況

応募状況を見てみましょう。締切日までに合計3078件の申請があり、そのうち2160件が採択されました。採択率は70.18%となり、予想よりも低い数字となりました。これは以前と比較して低い採択率が続いている理由について考える必要があります。

4.採択率の低下とその理由

採択率の低下の背後には、特定の要因が影響しています。今年からは「みらデジ経営チェック」という要件が追加され、採択を受けるためにはこの要件を満たす必要があります。具体的には、Gbizプライムでみらデジ経営チェックのアカウントを開設(もしくは開設後にGビズIDプライムとの連携を行うことでもOK)し、IT関連の課題や目標を選択して経営チェックを最後まで完了させる必要があります。これらの要件を満たさないと、たとえ申請したとしても確実に不採択となります。

5.1次締め切りと2次締切りの影響

1次締め切りと2次締切りの間で、採択率に違いがあることが観察されています。1次締め切りでは採択率が低い傾向があり、事務局はこの問題に対処するために注意喚起の文書を送付するなどの対応をおこないました。2次締切りでは採択率が上昇したと考えられます。

6.重要なポイント - インボイス対応とハードウェア

今年のIT導入補助金2023では、インボイス対応が非常に重要な要素となっています。具体的には、クラウド会計とハードウェア組み合わせでの申請が多くなっています。ハードウェア(PC、タブレット、プリンター、スキャナー、複合機)の中でも、特に多いのはPCとタブレットです。また、付属品については、取り外し可能な有償の付属品は対象外となりますので、注意が必要です。

7.クラウド会計と予算

クラウド会計に関して、IT導入補助金を利用する際に注意すべきポイントがあります。IT導入補助金2022では、補助下限が5万円に設定されていたため、少額の申請では、そもそも申請自体ができませんでした。今年は補助下限が撤廃された影響で、個人の方でも低額なクラウド会計でも申請が可能となりました。これにより、安価なクラウド会計とハードウェアを組み合わせて申請することができます。

8.まとめ

IT導入補助金2023は、多くの企業・個人事業主にとって貴重な支援手段です。採択率が低いと感じるかもしれませんが、理由がわかれば対策は容易です。インボイス対応やクラウド会計の申請に焦点を当て、しっかりと要件を満たすよう適切に申請すれば採択される可能性が高いです。当社もサポート体制を強化していますので、ぜひご活用いただき、この補助金を有効活用してください。最新情報はチャンネル登録をお願いいたします。今日はありがとうございました。

ユナイテッド・アドバイザーズでは、IT導入支援事業者として、IT導入補助金獲得の為のサポートを行っております。
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