ユナイテッド・アドバイザーズの西内です。インボイス制度の導入に伴い、政府から様々な支援策が発表されています。今日は、これらの支援策について詳しく見ていきましょう。まだインボイス制度の詳細に不安がある方は、国税庁のホームページで情報を得ることができますよ。
詳しくは下記Youtubeの方で解説していますので御覧ください。
本記事ではYoutubeの内容の一部をまとめたものをお伝えします。
インボイス制度とは何か?
インボイス制度については、多くの方が概要を知っているかと思いますが、まだ詳細が不明な方もいるでしょう。簡単に言えば、課税事業者が提供する商品やサービスに関する取引の際に、消費税の情報を明確に記載した請求書(インボイス)を発行する必要がある制度です。このインボイスが無いと原則消費税の控除を受けることができなくなり納税額が増加します。場合によってはインボイスを発行できない小規模事業者等が取引から除外されてしまうリスクが存在することもあり、この制度の完全施行にあたり、国税庁では各種支援策を用意しています。
支援策の概要
支援策は大きく分けて、課税事業者向けと免税事業者向けに分類されます。免税事業者のままではインボイスの発行ができませんが、課税事業者になることで、2割特例や簡易課税など、簡単な申告方式を選択できるようになります。
政府の支援策の活用方法
- IT導入補助金2024:インボイス制度に対応するためのクラウド会計ソフトや請求書発行ソフトの導入に使用できます。特に小規模事業者は最大8割の支援を受けられます。
- サポート業務の活用:IT導入支援事業者による会計ソフトの使い方や設定のサポートも補助の対象です。
- 小規模事業者持続化補助金:インボイス発行事業者になるための、さらに広範な支援を受けることができます。最大250万円の補助が可能です。
どうすればいいの?
- 会計ソフトの導入:税理士の指導や商工会議所での講習会などを利用して、会計ソフトの導入を検討しましょう。
- 効率化ツールの活用:スキャナーなどの効率化ツールを使って、業務のデジタル化を進めましょう。IT導入補助金を活用すると、こうしたツールの購入も補助対象になります。
- 販路開拓:小規模事業者持続化補助金を使って、Webサイトの制作や広告宣伝だけでなく、リアルな販路開拓にも取り組みましょう。
最後に
インボイス制度への対応は、事業者にとって大きな変化ですが、政府の支援策を上手く活用することで、その負担を軽減し、さらに事業の成長につなげるチャンスにもなります。情報をしっかりと収集し、計画的に対策を講じていきましょう。
最新情報は今後もアップデートしていきますので、ぜひチャンネル登録やコメントでのフィードバックをお待ちしています。今日は、ここまで。ありがとうございました!
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